鎌倉橋
2011年 09月 01日
名称:鎌倉橋
住所:埼玉県川越市下広谷
この橋から約300m南には、古海道東遺跡があり、大堀山城(大堀山館)の東を南北に通る鎌倉街道に続く道であり、古代東山道武蔵路のルートを引き継ぐ形で中世鎌倉街道(堀兼道)と考えられています。
何度も通過していた橋ですが、そんなに由緒ある橋だとは知りませんでした。
東山道武蔵路は、南下して川越市吉田堀の内を通過していた可能性が非常に強く、武蔵の国府(現府中市)まで続く道であったと考えられます。
なぜ、遠回りしているのかという素朴な疑問もありますが、上野国から南下してきた道が、ここを通過していたということなのでしょう。
鎌倉街道については、東洋大学の東側に掘割遺構があり、さらに南下すると大袋にも掘割遺構があります。
大袋の遺構は入間川右岸にあり、どこかで渡河していなければなりませんが、どこか分かりません(苦笑)
河越館付近じゃないかと。
by ckk12850
| 2011-09-01 07:00
| 街道【歴史観光】