高谷砦

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城名:高谷砦
別名:高谷城・城山
城主:金子十郎兵衛忠成?・?
住所:埼玉県比企郡小川町高谷2283番地1
遺構:土塁・空堀・山頂平場

所在地の情報は「関東地方の中世城館(2)埼玉・千葉」から。住所は高谷城山2283番地1です。戦国時代の城だそうです。堀、土塁が残るとされています。
また、現況は山林、山頂とされています。

新編武蔵風土記稿、高谷村では、
「塁の跡は村の西にあり、今は林となっている。土地の人が言うには、金子氏が居住したという」
と記されています。

「埼玉の館城跡」では、付近に金子十郎兵衛の墓地があり、十郎兵衛は忠成と称し、十郎家忠の一族で、治承4年(1180)青木山城守氏久に従い宇治川の先陣に破れ、この地に籠居したそうです。

国道254号線バイパスの嵐山町方面から案内します。
その1 高谷交差点を通過後、400mの陸橋(上の山橋)の下を通過直後、右に見える田畑から北に向かって直登します。
その2 高谷交差点を通過後、200mの道を左折します。左折後、最初に右折可能な舗装道に入ります。国道254号線に架かる上の山橋を渡り、民家に突き当たります。民家左側の道を北に向かって歩きます。
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私は2番目のコースで登り、1番目のコースで下りました。

2番目のコースの民家、噛み付く犬がいますので、ここの城主様に登城許可願いを申請、快く山頂への行き方を教えてくれました。
とはいっても藪の中の道を尋ねるので、聞いてもあまり参考にならないかも(苦笑)
城主様から何回目の訪問かと聞かれましたが、回数によって説明が変わるのかな(苦笑)

では民家左側から登ります。すぐに分岐がありますが、直進です。竪堀のような道を歩きます。もしかすると大手道だったかもしれません。左手には腰郭と考えられる平場も確認できます。
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民家から150m(75cm×200歩)で、右(北側)を見ると二の郭の堀切が現れます。
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一部竹藪で完全に道を見失いますが、犬が吠えてくれるので民家近くにいることが実感できます(笑)
遭難することはありませんが、常に南、または南東に下りると意識しておきましょう。

まずは二の郭。西側と北側に空堀があります。土橋も確認できます。郭内には蔀土塁のような遺構もありました。
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約2mの深さの堀切を経て、東側の高台が本郭です。
本郭は周囲と約3m近い高低差があり、高台の平場となっています。それなりの広さです。多分・・・20m四方くらい。視界はゼロです。藪の間から差し込む太陽光が嬉しい。
北は急斜面、東は緩やかな斜面、南は1m前後の空堀を挟んで緩やかな斜面、そして腰郭があります。
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西は前述のとおり、約2mの堀切を経て二の郭です。

東西に連なる郭と、本郭南下の腰郭によって構成されているように見受けました。
なお、全体的な遺構は、藪が少ない二の郭を中心にはっきり確認できました。

砦というより城レベルです。
3度目の訪問でやっと遺構が確認できました。夏場は竹林の手入れが行き届いていませんので、冬に訪問することをお勧めします。
地図はこちら
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by ckk12850 | 2008-02-08 15:15 | 比企郡小川町【城跡】

主に埼玉県【入間郡&比企郡】の城館跡探訪記です♪


by 左馬助