愛宕山(ときがわ町玉川・本郷)

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城名:愛宕山
別名:―
城主:?
住所:埼玉県比企郡ときがわ町玉川・本郷
遺構:段築平場?

ときがわ町玉川と本郷の境界にある標高160mの愛宕山。かなり前から目立つ山として気になっていましたが登山口が不明でした。
南側の明覚駅方面から不明。ただし、駐車スペースがあれば確認しておきたい場所が2か所ほど。
北側の光明寺から訪問しても不明。
2回引き返していました。
3度目の正直。光明寺の方に伺ったところ、
「寺からも登山道があるといえばありますが・・・すごい藪ですよ。ここからは無理でしょう。聞いたところでは、八高線の線路を渡った民家のあたりから登山口があるそうです」
との回答を頂きました。ありがとうございます。
つまり南や北からではなく、まったく予想していなかった東側から登れば良いということになります。
ところで光明寺には前田利家の禁制が残り、案内板も設置されています。
「町指定有形文化財 前田利家 禁制
昭和53年7月25日指定(玉川村)
平成18年2月1日指定(ときがわ町)
戦国時代末期、豊臣秀吉の小田原城攻めに際し、その臣前田利家は北国軍として群馬県碓氷峠越えで関東に進入し北条方の支城を攻略して行きました。
この禁制は、天正18年(1590年)5月、前田利家が北条方のこの地方の拠点松山城攻めに際し光明寺に対して下したものです。内容は治安の維持回復のために乱暴や放火を禁じたものです。
平成20年3月
ときがわ町教育委員会」

さて訪問。ときがわ町役場(旧玉川村役場)の西、玉川小学校敷地脇を通過、八高線の「第一根際踏切」を渡ります。渡って右折。民家敷地に入ってしまいそうな細い道ですが、車道行き止まりの「水戸黄門一行の像」が終点です。なぜ水戸黄門か最後まで不明でしたが・・・
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ここから西を見れば目の前は愛宕山です。楽勝ムードたっぷり。
最初は緩やかな斜面です。ときがわ町の市街地が実に良く見えました。
山頂付近は少しだけ険しい斜面です。途中、段築平場を2か所ほど通過し、山頂付近の平場へ。
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中央の盛り上がった円形部分が山頂です。「冨士嶽浅間大神」が祭られていました。
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何と5分の登山です(苦笑)
方位磁針を持たずに軽装で登ってしまいました。山頂付近の平場は円形です。方向感覚を失いやすいかもしれません。玉川小学校の元気な児童の声が方角を知る手段になろうとは思ってもいませんでした(笑)

帰宅後、埼玉の遺跡マップを確認してみました。愛宕山の南麓は旧医王寺跡であり、縄文時代から江戸時代の遺跡だそうです。

城跡としてどのように考えるべきか迷いますが、北麓の光明寺、南麓の旧医王寺、いずれかの寺院と密接な関係があったのではないでしょうか。
また、関堀の愛宕山と対の愛宕山という、不思議な関係も気になるのです。
考え方を発展させれば、ときがわ町五明にある物見山の連絡用の城とも考えられるのですが・・・
地図はこちら
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by ckk12850 | 2009-01-01 09:59 | 比企郡ときがわ町【城跡】

主に埼玉県【入間郡&比企郡】の城館跡探訪記です♪


by 左馬助