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矢部家住宅

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名称:矢部家住宅
住所:埼玉県桶川市寿2-1-10

まずは駐車場探し。「桶川宿手洗い処」に1時間まで無料駐車場があります。ただし時間を過ぎたら1時間につき100円。ここを拠点に桶川宿歩き。
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駐車場の数件隣、桶川市寿1-11-19には「中山道宿場館(観光案内所)」があります。ここで「おけがわ散策マップ」を入手。もちろん無料です。宿場の見どころが載っています。

矢部家住宅へ。小さい案内板があります。
桶川市指定文化財
矢部家住宅
種別 有形文化財(建造物)
矢部家住宅は、中山道に面した土蔵造りの店蔵と、その奥に続く塗屋造りの住居、土蔵造りの文庫蔵、切妻造りの勝手場他の建物で構成されています。
矢部家は屋号を「木半」(木嶋屋半七)といい、主には穀物問屋を営んでいました。また紅花の商いも行い、桶川の稲荷神社境内に残る「紅花商人寄進の石燈籠」(市指定文化財)に刻まれた24人の紅花商人の中に名を連ねています。
現存する建物の中で最古のものは中山道から最も奥に位置する土蔵造りの文庫蔵で、棟札から明治17年の建立であることがわかります。この土蔵は、屋根の鬼瓦の上から鋳鉄製の棘状の棟飾りが出ているのが特徴です。これは「烏」または「烏おどし」とも呼ばれ、鳥よけと言われていますが、周辺地域でも数少ない珍しい意匠です。
中山道に面した土蔵造りの店蔵は、矢部家第6代当主の五三郎氏(安政4年~大正9年)が明治38年に建立しました。桁行五間、梁間三間、黒漆喰塗りの重厚な構えで、棟札には川越の「亀屋」建築などに係わりの深い大工や左官の他、地元の大工、鳶が名を連ねています。
桶川宿で現存する土蔵造りの店蔵はこの矢部家一軒のみとなりましたが、往時の桶川宿の繁栄と賑わいをしのぶことのできる貴重な建造物のひとつです。
平成25年3月
桶川市教育委員会

貴重な土蔵造りの店蔵ということで・・・
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by ckk12850 | 2017-02-20 07:00 | 建築物【歴史観光】

主に埼玉県【入間郡&比企郡】の城館跡探訪記です♪


by 左馬助