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安楽寺

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名称:安楽寺
住所:長野県上田市別所温泉2361

別所温泉の安楽寺といえば、長野県はもちろん、全国的にも有名な寺です。
国宝八角三重塔が見たい!
理由はそれだけですが訪問しました。
北向観音の観光客用駐車場500円に駐車。徒歩5分程度ですが、安楽寺に参拝者用の無料駐車場がありました・・・

参道前の案内板で予習。
曹洞宗 崇福山 安楽寺案内図
安楽寺は天長年間(824〜834)に開かれたと伝えられる寺で、鎌倉時代中期には鎌倉北条氏の外護により禅寺として栄え、多くの学僧を育てていた。
しかし北条氏滅亡(1333)後は、寺運も傾いて正確な史料も残らないが、国宝・重要文化財等数多くの文化遺産を蔵して、信州最古の禅寺のおもかげを残している。

参道を抜け、山門。
続いて本堂。
安楽寺_c0051112_1025921.jpg

本堂の左脇から入る八角三重塔は有料で300円です。
階段を上ると三重塔が見えてきました。階段途中も撮影スポットのようです。
安楽寺_c0051112_10253268.jpg


案内板があります。
国宝 八角三重塔 説明
この塔は一見、四重塔に見えるが、昭和27年長野県最初の国宝として指定された折り、初重の屋根はひさしに相当する「裳階」であるという見解で、裳階付き八角三重塔として認定された。
建立年代については詳らかではないが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護によって栄えた寺で、開山樵谷惟仙禅師が入宋僧、二世幼牛恵仁禅師が中国よりの帰化僧として住職していた頃、また当地に守護として信州一円に威を張った塩田北条氏が館を構えていた鎌倉時代末期(1277~1333)以外に考えられないというのが定説になっている。塔は本来、仏舎利(釈迦の遺骨)を奉安したものだが、中世以後は特定の人物や戦死者の供養のために建てられた例が多く、恐らくこの塔も北条氏の供養塔として建てられたものと考えられる。
建築様式は当時、中国宋代の先進技術であった唐様(禅宗様)を用い、扇垂木・弓形連子・詰組など、和様の塔とは違った重厚な佇まいを見せている。八角塔は奈良・京都などに記録として残されているが、それらが失われた今日、我が国に残された唯一の八角塔であり、禅宗寺院に残る塔としても極めて貴重な遺構である。
安楽寺

これは見ごたえありでした。
地図はこちら
by ckk12850 | 2019-02-01 07:00 | 神社仏閣【歴史観光】

主に埼玉県【入間郡&比企郡】の城館跡探訪記です♪


by 左馬助