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養寿院

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名称:養寿院
住所:埼玉県川越市元町2丁目11番地1

いきなり案内板から抜粋・・・
「寛元2年(1244年)、河越太郎重頼の曾孫にあたる経重が開祖となり、円慶法師が開いた寺である。初めは天台宗であったが、天文4年(1535年)、曹洞宗に改め、江戸時代には御朱印10石を賜る古刹である。
本堂には、河越氏が新日吉山王社におさめた銅鐘(重要文化財工芸品)が保存されている。この銅鐘の鋳物師は、鎌倉の大仏を造った丹治久友の作である。また、銅鐘の池の間に記された「河肥」の文字は川越の歴史上まことに価値の高いものである。
墓地内には河越太郎重頼、秋元但馬守に仕えた岩田彦助の墓がある。岩田彦助は才知の富んだ人物で、殖産、開発に努めたことで知られている」
と書かれています。

河越氏が新日吉山王社におさめた応元年(1260年)の銅鐘は「武蔵河肥庄 新日吉山王宮 大檀那平朝臣経重」と銘があります。

河越氏の館跡は、市街地養寿院の西4kmの上戸であり、なぜこの寺に銅鐘があるのか、河越太郎重頼の墓があるのか等、歴史的に不明な点が多いのも事実です。
昭和46年の発掘調査開始時まで、河越氏館跡は、この地であるという説がありました。

付近には、菓子屋横丁蔵造りの町並み時の鐘があるのですが、多くの方はそのまま通り過ぎています。
ま、観光地ではありませんので(苦笑)
by ckk12850 | 2006-05-14 10:23 | 埼玉県神社仏閣【歴史観光】

主に埼玉県【入間郡&比企郡】の城館跡探訪記です♪


by 左馬助