仙波仙芳眞人入定塚
2008年 10月 11日
名称:仙波仙芳眞人入定塚
住所:埼玉県川越市小仙波町1丁目
ここは知る人ぞ知る観光地。ここで人に会うことはありません。でも丁寧に清掃されていますので、人の目が行き届いているのでしょう。
仙波堀の内(喜多院)の東側に山門がありますが、一方通行の道を逆行して歩くと仙芳眞人入定塚入口の標柱があります。目立ちませんが星野旅館の向かい側にあります。
細い道を東へ入ると大きな塚と石碑があります。
仙波仙芳眞人入定塚と記された案内板もあります。
「仙波仙芳眞人入定塚碑抄
近くの仙波貝塚は川越が七千年前海辺だったことを証明します。
塚碑には喜多院の前身、無量寿寺領を仙芳という眞人が仙術により海原を干拓し従来棲んでいた竜を仙波下の弁天竜池に安堵した後入定したと刻まれています。(建立、文化元年。)
仙波という名は河肥、川越より古く地名の由来も此処にあり群在する小古墳の一つでもありましょう。
喜多院のルーツの原点として貴重な古跡であります。
平成6年10月 星野山喜多院保全改築」
と記されています。
でも・・・7000年前、ここが海だったとは信じられないです。
小仙波町3丁目、4丁目には市指定史跡の小仙波貝塚があります。
7~8千年前、古東京湾の入江は仙波の地までありましたが、縄文時代中期以降に海は退き始め、縄文時代後期に今の東京湾まで後退したと考えられています。
by ckk12850
| 2008-10-11 21:30
| 古墳・墓【歴史観光】